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栃木県の北部に位置する那須高原は、東京から約180キロ。雄大な那須連山に広がる静かな高原。歴史への郷愁と残る大自然と古きよき町並みの街です。御用邸の町としても有名で、那須連山の自然あふれる景観と山々が織り成す風景は、訪れる人の心をとえてやみません。
栃木県那須町のツツジは、環境省が認定する「かおり風景100選」に選ばれています。
那須岳の中腹、八幡地区に約10万本のツツジ類が群生しており、5月下旬から6月上旬には一帯が真赤に染まり。国立公園内にあり地元小学校をはじめ、地域全体による清掃活動が行われており、13haに10万本のヤマツツジ、レンゲツツジが咲き誇ります。
那須高原は皇室御用達の地としても有名。那須御用邸で咲いていた白い花「ゴヨウツツジ(シロヤシオ)」の美しさに心を打たれた皇太子ご夫妻は、春の芽生えの時期のこの花の美しさがお好きで、お子さまに、この純白の花のような純真な心を持った子どもに育ってほしいとの願いを込められ、愛子様のお印をゴヨウツツジにお決めになったそうです。このゴヨウツツジは、那須岳山頂近くの中大倉山・マウントジーンズスキー場山頂で見ることが出来ます。
那須高原の景勝地としてお勧めなのは那須街道のアカマツ林。約14100本のアカマツを中心とする国有林で、中には樹齢100年を超える松もあります。那須街道には、とても貴重なアカマツの天然林が両脇に並んでいます。春には新緑のトンネルとなり、さわやかな木漏れ日がリラクゼーションになります。
栃木県、那須高原に史跡として古くから残っている伝説「殺生石」。九尾の狐が吹き出した猛毒が立ちこめ、あらゆる生き物を殺したという伝説の残る場所で、昔ほどではないと言われていますが、現在でも異臭のするガスが吹き出し、硫黄の匂いがたちこめ殺伐とした厳かな雰囲気のある伝説の地です。松尾芭蕉もこの地を訪れ、奥の細道には『殺生石は温泉(いずゆ)の出づゆ山陰(やまかげ)にあり。石の毒気いまだ滅びず、蜂、蝶のたぐひ真砂の色(=地面の砂の色)の見えぬほど重なり死す』と残しました。